書類準備で押さえるべき3つの原則
成長加速化補助金の申請書類は、申請時・交付申請時・実績報告時の3段階に分かれています。ここでは最初の関門である「申請時」の書類に焦点を当てて解説します。
書類不備は審査対象外になる場合があります:書類に不備・不足があると、内容の優劣に関わらず審査から除外されるリスクがあります。チェックリストを活用して、漏れなく準備しましょう。
- 原則1:公募要領で最新の書類リストを確認:1次と2次で書類が変わる可能性があります
- 原則2:取得に時間がかかる書類を先に動かす:金融機関確認書・登記事項証明書は1〜4週間かかる
- 原則3:PDFは鮮明に・容量制限に注意:jGrantsのアップロード上限を確認してください
申請時の必須書類一覧
以下は成長加速化補助金の申請時に原則として必要な書類です。公募要領の指定書式があるものは、必ず公式サイトからダウンロードして使用してください。
事業計画・申請書類
| 書類名 | 形式 | 準備先 | 取得目安 |
|---|---|---|---|
| 申請書(指定書式) | PDF/Word | 公式サイトDL | 即日(作成要) |
| 事業計画書(指定書式) | PDF/Word | 公式サイトDL | 2〜4週間(作成要) |
| 資金調達計画書 | 自社作成 | 1〜2週間 | |
| 100億宣言の登録番号・確認書 | 中小機構発行 | 登録後発行 | |
| 認定支援機関の確認書・連署 | 認定支援機関 | 1〜3週間 |
財務・法人証明書類
| 書類名 | 形式 | 準備先 | 取得目安 |
|---|---|---|---|
| 直近3期分の決算書(貸借対照表・損益計算書) | 自社保管 | 即日 | |
| 直近3期分の法人税申告書(別表一・四等) | 自社保管 | 即日 | |
| 履歴事項全部証明書(発行3ヶ月以内) | 原本またはPDF | 法務局 | 即日〜1週間 |
| 納税証明書(その1・その2) | 原本またはPDF | 税務署 | 即日〜2週間 |
| 従業員数確認書類(賃金台帳等) | 自社保管 | 即日 |
投資計画・経費証明書類
| 書類名 | 形式 | 準備先 | 取得目安 |
|---|---|---|---|
| 見積書(対象経費、原則2社以上) | 取引先・業者 | 1〜4週間 | |
| 設備・機械のカタログ・仕様書 | メーカー・販売店 | 1〜2週間 | |
| 土地・建物の図面(建物費がある場合) | 設計事務所・施工業者 | 1〜3週間 |
加点につながる任意提出書類
以下の書類は必須ではありませんが、提出することで審査での加点が期待できます。取得可能なものは積極的に準備してください。
| 書類名 | 加点内容 | 取得先 |
|---|---|---|
| 金融機関確認書 | 資金調達計画の妥当性を金融機関が証明→加点 | 取引金融機関 |
| パートナーシップ構築宣言の確認書 | 下請・取引先との公正取引への取り組み→加点 | 中小機構ポータル |
| 地域未来牽引企業の認定通知書 | 経済産業省による認定企業→加点 | 経済産業省発行(要申請) |
| DX認定通知書 | DX認定を受けた企業→加点 | 経済産業省発行(要申請) |
金融機関確認書について:取得に2〜4週間かかる場合があります。メインバンクに早めに相談し、資金調達計画書のドラフトを持参して説明すると取得しやすくなります。詳しくは金融機関確認書の取り方をご参照ください。