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【2026年版】成長加速化補助金の金融機関確認書の取り方・注意点|成長加速化補助金ナビ

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この記事の結論

金融機関確認書とは、成長加速化補助金の申請において加点項目となる書類で、申請企業の資金調達計画の妥当性を金融機関が確認・証明するものです。補助金の補助対象経費(最低1億円〜)は後払いであるため、先に自己資金または借入で賄う必要があります。

金融機関確認書とは

金融機関確認書とは、成長加速化補助金の申請において加点項目となる書類で、申請企業の資金調達計画の妥当性を金融機関が確認・証明するものです。

補助金の補助対象経費(最低1億円〜)は後払いであるため、先に自己資金または借入で賄う必要があります。金融機関確認書は「この会社は1億円以上の資金を確実に調達できる」という客観的な証明となり、審査委員の「実現可能性」への疑念を払拭する最も効果的な書類です。

金融機関確認書の効果

任意提出の加点項目ですが、取得できる企業は必ず提出すべきです。採択率の差に直結する、最も重要な加点項目です。

確認書に記載される内容

金融機関確認書には、おおむね以下の内容が記載されます。

  • 企業名・代表者名
  • 申請する補助金名・投資計画の概要
  • 必要な資金調達額
  • 資金調達の方法(自己資金・融資・その他)と各金額
  • 融資の可否・融資可能額(または融資検討中である旨)
  • 金融機関担当者名・支店名・連絡先
  • 発行日・金融機関印

対象となる金融機関

金融機関確認書の発行が認められる金融機関は、公募要領で指定されます。一般的に以下の金融機関が対象です。

確認書を発行できる金融機関

  • 銀行(都市銀行・地方銀行・第二地方銀行):最も一般的。メインバンクが最優先
  • 信用金庫・信用組合:地域密着型の企業に多く活用されている
  • 日本政策金融公庫:中小企業向けの政策金融機関。特に設備投資への融資実績が豊富
  • 商工中金(商工組合中央金庫):中小企業専門の金融機関

ノンバンク・消費者金融は対象外

ノンバンク・消費者金融・リース会社等は対象外です。必ず公募要領で最新の対象金融機関リストを確認してください。

どの金融機関に依頼すべきか

基本的にはメインバンク(主取引銀行)に最初に依頼することをおすすめします。理由は以下の通りです。

  • 企業の財務状況・取引実績を最もよく知っている
  • 長年の取引関係があるため、書類発行の協力を得やすい
  • 融資相談も同時に進めやすい

メインバンクが対応困難な場合や関係が薄い場合は、日本政策金融公庫への相談も有効です。政策金融公庫は設備投資案件への融資に積極的であり、確認書発行の相談にも応じやすい傾向があります。

金融機関確認書の取得手順

確認書の取得には一定の時間がかかります。申請締切の少なくとも1ヶ月前には金融機関への相談を開始することが必須です。

取得の流れ(STEP別)

STEP内容目安期間
STEP1金融機関の担当者(支店長・融資担当)に相談・アポイント1〜3日
STEP2事業計画の概要・補助金の申請意思・必要資金額を説明1〜2回の面談
STEP3金融機関による社内審査・融資検討2〜4週間
STEP4確認書の発行(書式は公募要領の様式を使用)1〜3営業日

合計3〜5週間を想定

なし

金融機関によっては社内決裁に時間がかかる場合があります。申請締切の5〜6週間前には相談を開始し、余裕を持って確認書を取得してください。

金融機関に持参する書類

相談時に以下の書類を準備して持参すると、スムーズに進みます。

  • 直近3期分の決算書(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書)
  • 事業計画書(または補助金申請書の草稿)
  • 投資計画の概要(投資内容・金額・スケジュール)
  • 必要資金の調達計画(自己資金〇〇円+融資〇〇円等)
  • 100億宣言の登録情報

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確認書の発行を断られた場合の対処法

金融機関に確認書の発行を断られるケースがあります。主な理由と対処法を解説します。

断られる主な理由と対策

断られる理由対策
融資審査が間に合わない申請締切の2ヶ月前には相談を開始する
財務状況に懸念がある自己資金割合を高める・別の金融機関に相談
補助金の仕組みを担当者が知らない公募要領の確認書様式を持参して説明する
金額が大きすぎる(10億円等)日本政策金融公庫・商工中金・複数行の協調融資を検討

1社に断られた場合でも、複数の金融機関に相談することが重要です。日本政策金融公庫は補助金申請との連携実績も多く、相談しやすい機関です。

確認書なしでの申請も可能

金融機関確認書は必須書類ではなく加点項目です。取得できない場合でも申請自体は可能ですが、採択率の観点から可能な限り取得を目指してください。

確認書と融資実行の関係

金融機関確認書は「事業計画の実現可能性を金融機関が確認した」ことを示す書類であり、融資を確約するものではありません。この違いを理解しておかないと、資金計画で誤算が生じます。

確認書と融資確約の違い

項目金融機関確認書融資確約書(コミットメント)
意味計画の妥当性を確認一定条件下での融資を約束
加点審査で加点対象
資金保証融資を保証しない融資を保証

確認書取得と融資相談は並行して

補助金は後払いのため、補助対象経費(最低1億円)の全額を先に自己資金または借入で用意する必要があります。確認書の取得過程で、実際のつなぎ融資・設備資金融資の相談も同時に進めておくことが賢明です。

取得スケジュールと申請への間に合わせ方

金融機関確認書は金融機関内部の決裁を要するため、発行までに時間がかかります。申請締切から逆算して余裕を持って依頼することが不可欠です。

逆算スケジュールの目安

時期アクション
締切6〜4週間前メインバンクへ事業計画を共有し確認書発行を依頼
締切4〜2週間前金融機関の質問対応・計画の補足説明
締切2週間前確認書の受領・申請書類への添付

直前依頼は間に合わない

「締切1週間前に依頼したら発行が間に合わなかった」という失敗が典型です。確認書は加点項目なので、逃すと採択率が下がります。申請の意思が固まったらすぐ動きましょう。

よくある質問(FAQ)

A必須ではありませんが、審査の加点項目です。採択率16.3%の狭き門を突破するには、取得できる加点は確実に押さえるべきです。特に大型投資では資金調達の実現可能性を示す意味でも取得を強く推奨します。
Aいいえ。確認書は事業計画の妥当性を金融機関が確認した書類であり、融資を確約するものではありません。実際の融資は別途審査されるため、確認書取得と融資相談は並行して進めてください。
A金融機関の内部決裁が必要なため、通常2〜4週間程度かかります。申請締切の6〜4週間前には依頼を始めないと間に合わないおそれがあります。

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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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