1次公募採択結果の概要
中小企業成長加速化補助金の1次公募は、日本全国から1,270件の申請が集まり、そのうち207件が採択されました(採択率16.3%)。
1次公募の数字
申請件数:1,270件 採択件数:207件 採択率:16.3% 不採択件数:約1,063件
採択率16.3%は、中小企業向けの代表的な補助金と比較しても低い水準です(ものづくり補助金の採択率は近年40〜60%程度)。競争が非常に激しく、十分な準備と計画の質が採否を分けます。
他の補助金との採択率比較
| 補助金名 | 採択率(直近) | 採択件数 |
|---|---|---|
| 成長加速化補助金(1次) | 16.3% | 207件 |
| 事業再構築補助金(第12回) | 約36% | 約3,000件 |
| ものづくり補助金(20次) | 約50% | 約3,000件 |
| IT導入補助金 | 約80%以上 | 多数 |
成長加速化補助金の採択率の低さは、補助規模の大きさ(上限5億円)と2段階審査(書類+プレゼン)が関係しています。公的資金の大規模投入であるがゆえに、審査の厳格さが際立っています。
採択企業の傾向分析
公開されている採択情報をもとに、採択企業の傾向を分析します。2次公募の申請戦略に活用してください。
業種別の傾向
採択企業の業種は、以下の業種が多い傾向があります。
- 製造業:最も多い採択業種。自動化・スマートファクトリー化・新製品製造ラインへの投資が評価されやすい
- 建設業:施工効率化・建設DX・建機の高度化への投資案件が複数採択
- 物流・倉庫業:物流自動化・ロボット倉庫・WMS導入案件が採択されやすい傾向
- 卸売業:SCM強化・B2Bデジタル化・受発注システム刷新案件
- 情報サービス業:サービス拡大のためのシステムプラットフォーム構築案件
業種制限はない
成長加速化補助金に業種制限はありません。製造業・非製造業いずれも対象です。ただし業種によって投資内容の説得力が変わるため、業界特性を踏まえた事業計画書の作成が重要です。