成功報酬型とは?申請代行・補助金コンサルの基本的な仕組み
成功報酬型とは、補助金の採択(または交付)が確定した時点で初めて報酬が発生する費用体系です。申請代行・補助金コンサルタントの報酬体系として最も広く採用されています。
成功報酬型の基本構造
報酬 = 採択(または交付)補助額 × 成功報酬率(%)
例)補助額3億円 × 成功報酬率5% = 1,500万円
例)補助額5億円 × 成功報酬率3% = 1,500万円
成長加速化補助金は補助上限5億円という大規模補助金のため、成功報酬率が低率でも総額が大きくなります。他の補助金(ものづくり補助金・事業再構築補助金等)と比較して、成功報酬率の相場が低い(3〜10%)のはこのためです。
補助金コンサルの成功報酬率相場と補助金別比較
補助金の種類によって成功報酬率の相場が異なります。補助額が大きいほど報酬率は低くなる傾向にあります。
| 補助金名 | 補助上限 | 成功報酬率相場 | 補助額上限時の報酬 |
|---|---|---|---|
| 成長加速化補助金 | 5億円 | 3〜10% | 1,500万〜5,000万円 |
| 事業再構築補助金(大規模成長投資) | 3億円 | 5〜15% | 1,500万〜4,500万円 |
| ものづくり補助金(大枠) | 1億円 | 10〜20% | 1,000万〜2,000万円 |
| IT導入補助金 | 450万円 | 15〜30% | 67万〜135万円 |
| 小規模事業者持続化補助金 | 200万円 | 20〜30% | 40万〜60万円 |
成長加速化補助金では成功報酬率3〜5%が適正相場です。10%超は業界水準を大幅に上回るため、慎重に判断してください。
申請代行の成功報酬:採択額ベースと交付額ベースの違い
成功報酬の計算基礎には「採択額ベース」と「交付額ベース」の2種類があります。この違いは費用に大きな影響を与えます。
採択額ベースと交付額ベースの比較
| 計算基礎 | 説明 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 採択額ベース | 採択通知時の補助額を基準に成功報酬を計算 | 採択後すぐに報酬確定・計算が明快 | 採択後に経費削減があると補助金受取額が下がっても報酬は変わらない |
| 交付額ベース | 実際に交付された補助金額を基準に計算 | 経費削減で補助金が減少した場合も報酬が下がる。過払いリスクなし | 補助金入金まで報酬が確定しない |
計算基礎の違いによる費用シミュレーション
【例】採択時の補助額3億円、その後経費削減で交付額が2.5億円に減少した場合(成功報酬率5%)
- 採択額ベース:3億円 × 5% = 1,500万円(経費削減後も変わらず)
- 交付額ベース:2.5億円 × 5% = 1,250万円(差額250万円節約)
交付額ベースの方が申請者にとって有利です。契約交渉の際に交付額ベースを提案してみてください。